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バージンブルーとユナイテッドの提携
バージンブルーとユナイテッド航空がコードシェアをすることを明らかにした。 バージンブルーの便にユナイテッド航空の便名をつけるようでまずはシドニー−ブリスベン線が対象となる。 これによりアンセットオーストラリア航空の倒産によりパートナーを失っていたオーストラリア地域でのスムーズな乗り換えなどが可能になり乗客にとって利益となる。 また今後ネットワークをさらに拡大していくという。 ユナイテッドが加盟するスターアライアンスはアンセットの代わりとなる第3の航空会社の設立の可能性を先日示唆していた。

ではユナイテッド航空はなぜこのような動きにでたのか? すでにスターアライアンスが第3の航空会社を設立すると示唆しているのに。

第1には航空会社の設立には時間がかかること。 航空会社を設立するには民間航空局から運行許可を得たりしなくてはいけない。 このような手続きは数ヶ月にわたるため実際の運行となるとかなり先になる。 その間ユナイテッドはライバルのカンタス航空に客を奪われてしまう。 カンタスはオーストラリアの国内線を網羅しアメリカへの路線も就航している。 つまりアメリカ線を就航していない都市からでも航空券1枚でアメリカへいけるわけだ。 アンセットがいたときはユナイテッドもコードシェアでこのようなことができていた。 しかしアンセットの倒産によりマーケットも同時に失ってしまった。 これは新航空会社設立までの穴埋め作なのかもしれない。

次にバージンブルーをスターアライアンスに引き入れるのではないか? バージンブルーは格安航空会社。 エコノミークラスのみで機内食も有料。 いまの状況ではスターアライアンスに加盟できない。というのもスターアライアンスメンバーの目的の一つは頻繁に利用するビジネスクラスやファーストクラスの客に最高のサービスを提供することを目的としているからだ。 これにはラウンジを含めマイレージ、機内でのサービスも含まれる。 このようなサービスをバージンブルーは提供していない。 しかも年会費を大幅にとられるため運賃の値上げも避けられなくなる。 そこでユナイテッドはバージンブルーを説得するのではないか? ただリチャードブランソン氏は独自の視点を持っていてこのような話には乗らないと思うが。

どちらにしろ利用者にとって便利になるという利益はあるがもしバージンブルーがスターアライアンス加盟となると運賃値上げは避けられなくなる。 利用者にとって最善なのはバージンブルーがそのままであること。 つまり格安運賃を提供すること。 そして第3の航空会社が参入すれば価格戦争勃発でまた格安運賃の時代が来るかもしれない。

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