2000年のコラム一覧

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大統領が戻らなかったわけ
ブッシュ大統領はテロの報告を受けたあとアメリカ大統領専用機エアフォースワンに搭乗した。 多くの人がワシントンへ帰ると思ったはずだ。 僕はワシントンへは帰らないと思った。 というのも大統領があえて危険な場所へ戻る必要があるのかという疑問をもったからだ。 エアフォースワンはタダの航空機ではない。 ここでは作戦会議が行われさまざまな設備がある。 空飛ぶホワイトハウスだ。 そのため重要な決断をエアフォースワンから行うことも出来るしエアフォースワンに乗っているほうが安全ということもいえる。

ブッシュ大統領を乗せたエアフォースワンはルイジアナ、ネブラスカの空軍基地へ向かった。 飛行中は戦闘機が数機まわりを囲んで警護していた。 民間機でもなんでも近づいてきたら撃墜するためだ。 実はこの当時ユナイテッド航空の93便(ニューアーク−サンフランシスコ、ペンシルバニアで墜落)が飛行していた。 

実際にテロリストはエアフォースワンもターゲットとしていたという。 もしワシントンへ戻っていたらどうなっていたかわからない。

またアメリカ国防総省に激突した航空機はホワイトハウスへ向かっていた可能性があったということも明らかになった。

ブッシュ大統領には大きな課題が残る。 ここでテロリストを壊滅させたらアメリカ国民から支持を受けるだろう。 しかしもし遅れたりしたら国民はブッシュ氏への信頼を失うだろう。

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