2000年のコラム一覧

 メインメニュー

広告



サウスウエスト航空の歴史と経営戦略
オレンジと赤のカラフルな小さな機体。 シャチなどを描いた機体もある。 アメリカ西海岸を飛び回るサウスウエスト航空。 航空業界でもっとも成功した会社の一つといえる。

しかしアメリカの格安航空会社サウスウエスト航空の創設者でもあり最高経営責任者のハーブ・ケラハー氏が最高経営者の座をおりる。 もうすぐ70歳になるケラハー氏は1999年にガンになっている事が判明し後継者を探していた。 ケラハー氏はこれからも2003年まで契約があり経営に関わっていくがこれにより世代交代となった。
サウスウエストはアメリカの格安航空会社の先駆けとして1971年にアメリカの航空業界の規制緩和でテキサスの3都市を結ぶ航空会社として設立された。 当時のフリーと数は3機。巨大な航空会社同士の激しい競争下にあり航空業界関係者の誰もが成功を予想しなかったが見事にアメリカでシェアを獲得し現在737を300機以上保有し毎日2300便を運行、55都市に就航している。 経営戦略としては機体の統一。 機体を統一する事により整備コストの削減を可能にしパイロットの昇格トレーニング(他の機体を運行する時に受けけなくてはならないトレーニング)や客室乗務員のトレーニングも必要ない。 これに加え機体の可動時間を最大限にする事もしている。 これはいかに早く準備を済ませるかで
またケラハー氏の社員や乗客に対する対応もサウスウエストの成功の一因。 ケラハー氏は話し合いを持つ事を重要と認識している。 そのためケラハー氏は会社の一番下のレベルの社員が病気になり入院した時にお見舞いに行ったという。
時にはエルビスプレスリーの格好で現れたり飛行機の上部にある荷物入れに隠れて乗客を驚かせたりしていた。
ケラハー氏の経営方法(機体の統一と機内サービスなど)は世界の格安航空会社の見本となった。

後継者は1986年からサウスウエスト航空で働いているジェームス・パーカー氏で副会長の座にも就く。 会社の創立30周年記念日の翌日の6月19日から。 またコリン・バレット氏が社長となる。

ケラハー氏がCEOを下りるためサウスウエストは彼独自のキャラクターやカリスマを失うかもしれない。 しかしサウスウエストのサービスはいつまでも変わらないだろう。 乗客に安全で快適な旅をしてもらい、社員には楽しい環境で働いてもらう。 この調和の上にサウスウエストが成り立っているのだから。
参考資料:
サウスウエスト航空:http://www.southwest.com

前のページにもどる

広告