2000年のコラム一覧

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オーストラリア国内線競争
カンタス航空とアンセット・オーストラリア航空は長い間競争相手もなく運賃を高額に設定し2社独占を楽しんできた。 1990年10月31日に国内線規制緩和でいくつかの航空会社が参入してきたが格安航空会社として参入したコンパス航空は失敗し、 オーストラリアン航空は1992年9月にカンタスに吸収され、イーストウエスト航空はアンセットに吸収された。 その後カンタス、アンセット以外に国内線でジェット機を運行する会社はフライトウエスト航空のみとなった。 しかし2000年の今年ついにその壁が崩壊する。 少なくとも3社が国内線に参入する。 バージンブルー、インパルス航空、スピリット航空だ。

スピリット航空はいつから開始するか明らかにしてないがバージンブルーは7月からインパルスは6月5日から開始する。 バージンブルーはバージン・アトランティック航空やバージンレコードなどの最高経営責任者であるリチャード・ブランソンが率いる。 同社はサービス開始直後はバージンエクスプレスの737型機を使用するが5億ドルで737-700を10機購入し2001年3月には受け渡される。 路線はオーストラリア国内線市場最大旅客輸送数を誇るシドニー−メルボルン線でカンタスなどの運賃より半額で対抗する。 同様にインパルス航空もシドニー−メルボルン線を就航させるとともにシドニー−キャンベラ線を就航させる。 インパルスに乗れば片道139ドルでメルボルンへ、119ドルでキャンベラへ行ける。 カンタスやアンセットの運賃と違いインパルスの航空券はその日に購入しても事前に購入しても値段は変わらない。 また細かい条件などもなく自由がきく。 また3歳以下の幼児は無料となっている。 これに対しカンタス、アンセットも運賃を値下げし対抗している。

この2社とスピリット航空に参入により国内線がどうなるかが焦点。 またスカイマークエアラインなどのように最初は好調だったが途中から利用客が減ることも予想される。 カンタスやアンセットは固定客を引き止めれるか、3社はいままで飛行機をあまり利用しなかった客とカンタス、アンセット利用者を獲得できるかが重要になってくるはずだ。

参考資料:

Impulse Airlines:http://www.impulseairlines.com.au/

Virgin Blue:http://www.virginblue.com.au/

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