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2001年のコラム / ボーイング社の移転
ボーイング社の移転
世界最大の航空機製造メーカーのボーイング社はシアトルからシカゴ、デンバーまたはダラスに工場を移転するという。 シアトルは85年前の1916年にウィリアム・ボーイングにより設立されて以来数々の名機を製造してきた場所。 ボーイング社のシアトル工場では7万人以上が働いておりアメリカで最大級の会社。 この動きに航空業界は驚きを見せた。
単独の雇用人数として7万人はアメリカでもトップ。 その多くが職を失う可能性が高いのだ。 いままでにシアトル工場では様々な機種が製造されてきた。 ジェット機時代を作り上げた707に始まり大量輸送を可能にした747シリーズ、コンピュータ上で設計開発されたハイテク機の777シリーズ。 数え切れないほど多くの航空機が製造されてきた。
工場の規模も驚くほど。 世界最大の規模ですべての建物を合計すると約1300万平方メートルにもなる。 これはカリフォルニアのディズニーランドのすべてのアトラクションと駐車場が入っても余裕があるほど。 メインの建物の高さは35メートル、建物内に2000軒以上の家を建てる事ができる大きさで建物の端から端まではバスケットボールのコート911個分。 これに加え機体の部分を輸送するための専用の線路が通っている。
ではなぜ移転をするのか? それはまだ明らかではないがこの施設を捨ててまで移転する決断を下すからには何かがあるはず。 いずれわかるだろうが。
参考資料:
Boeing Jetliners(2000), Key Publishing, England
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