ついに許可された。 アメリカン航空によるトランスワールド航空の購入が裁判所の認可された。 購入額は7億4千万ドル。 合併後はユナイテッド航空を抜き世界最大の航空会社となる。 アメリカ国内線の4分の1を運行しトランスワールド航空の190機の機体やセントルイスからの路線も吸収する。 そもそもこの合併の利益としたらアメリカン航空にしかなかった。 アメリカンはアメリカ全土を支配できるようになりトランスワールド航空の路線を購入するため国際線もふやせる。 合併により競争が減り運賃の値上げは確実だし乗客にとっていいことは一つもない。 またエアバス社も損害を受ける。 トランスワールド航空は18億ドル相当のエアバス機40機以上を購入する予定だったがアメリカン航空の方針によりキャンセルされる。 かわりにボーイング社の機体を購入するという。
ではなぜ裁判所が許可を下したのか? これにはおそらくトランスワールド航空が破産申請をしていたからだとおもわれる。 トランスワールド航空で働いてる人数は2万人。 もし許可されない場合は仕事を失う事となる。 アメリカの景気が不安定な時期にこのような大きな破産は向かい風になってしまう。
世界一となった。 しかしユナイテッド航空とUSエアウェイズとの合併が可能性としてあるため世界最大の座を奪われる可能性も残されている。 この場合さらなる競争低下が予想されるため許可は難しいといわれている。
これにより歴史が幕を閉じた。 トランスワールド航空は1930年に設立された世界でも有数の歴史のある会社だった。 金持ちや有名人が利用する優雅な航空会社として世界に知られはじめて禁煙席を導入したのもトランスワールド航空だった。 しかし近年は赤字が続いていて経営が困難で自己破産を申請していた。
トランスワールド航空の購入によりアメリカを独占できるアメリカン航空だが運賃などは出来るだけ下げて欲しい。 しかし利益を求めるのが会社の目的だしおそらく値上げは避けられないだろう。 なによりも残念な事は歴史のある会社がまたひとつ消えた事。 動きの激しい航空業界だけに少しのミスや遅れが致命的となる世界での生き残りは容易ではない。
参考資料:
BBC:http://www.bbc.co.uk/
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