事故は8時40分頃起きたという。 マナマ(バーレーン)行のA320は乗客乗員143人を乗せてカイロを飛び立った。 同機はバーレーン国際空港に着陸を2回試みたが失敗3回目の試みの際にペルシャ湾に墜落したという。 管制官によるとエンジンからの出火などはなくパイロットからの連絡も普通だったという。 しかし目撃者によるとパイロットは着陸の際飛行機を安定させるのにかなり苦戦していたという。 ビルやターミナルに激突しそうだったという目撃証言もある。 目撃者によるとエンジンからの出火はなかったが海に墜落する寸前に機体が爆発したという。 乗客などの国籍はバーレーンが35人、エジプトが63人、イギリスが2人、オーストラリアが1人、パレスチナが9人、クウェートが1人、中国が3人となっている。
事故現場にはヘリコプターが照明灯をつけて旋回し遺体は船に収容されたという。 またバーレーンに駐屯するアメリカ海軍も救助活動を援助しているという。
事故原因についてはまだわからないが、エアバス社はすでに事故現場に調査団を派遣したという。 またエンジントラブルの可能性が指摘されているが双発機のA320はエンジンの1つが停止しても1基のエンジンで無事に離着陸や運行出来るように設計されている。
ガルフエアーは1950年に設立されたバーレーン、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦の航空会社で国際線就航都市はアメリカ、アジア、ヨーロッパなどを含め53になる。 主力機材は事故を起こしたA320を含めたエアバス機が主力だが767も所有している。 長距離線にはA340が使用されシドニーにも就航している。
エアバス社が開発したA320は最先端の技術を駆使した機体でフライバイワイヤー(電気信号により機体を操縦する方法)や従来のハンドル型の操縦間でなくサイドスティックなどを導入した。 A330やA340もこの技術を取り入れている。 A320は中距離旅客機で注文は1000機以上に上り大成功した機体といえる。 事故を起こした機体は1994年9月にガルフエアーに引き渡された。 いままでの飛行時間は1万7千時間以上。 A320のいままでの事故は今回を含め6回で前回起きた事故は1992年にフランスで起きた事故で87人が死亡した。