ラルナカ発プラハ行き(アテネ経由)のシプロスのヘリオス航空522便(737、乗客乗員121人)がアテネ近郊で墜落した。 この事故で乗客乗員全員が死亡した。 事故直前にパイロットがエアコンの問題を管制塔に報告していた。 その後通信が途絶えギリシャ空軍の戦闘機2機が緊急出動した。 空軍パイロットによるとコックピット内に操縦士の姿は見えず副操縦士は座席にうなだれていたといいコックピット内の気圧の減圧により意識を失ったという可能性が高いという。 問題が報告されてから墜落するまでは90分だった。
ヘリオス航空機がアテネ近郊で墜落した事故で遺体の多くが凍結していたという。 これは事故調査委員会が明らかにしたもので墜落前に乗客乗員全員が死亡または意識を失っていた可能性が高いという。 また事故機の出発地のラルナカでは乗客と乗員がヘリオス航空に搭乗することを拒否しているという。
原因はまだ解明中だが気圧調整システムの問題の可能性が高いことを事故調査委員会は明らかにした。 また墜落前にエンジンが停止していたといい、燃料切れで墜落した可能性があるという。さらに客室乗務員のAndreas Prodromouさんが30分にわたり事故機をなんとかコントロールしようとしていたこともわかったという。 この男性は以前に小型機で飛行訓練を受けていたといいメイデーコールを送っていたが周波数が違ったため管制官はわからなかったという。
ヘリオス航空は1999年にシプロス初の民間航空会社として設立された。 737で運行している。 就航都市はイギリス各地やダブリン、プラハ、アテネなどヨーロッパ広域に及ぶ。
737-300は737-100,200の改良型で1000機以上売れた機体。 国内線などで多く使われている短距離旅客機。 737-100と比較するとエンジンの形が変更されている。