2002年の事故
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DHLとロシア旅客機の空中衝突事故
ドイツ上空で貨物機と旅客機が衝突した。 この事故で2機の乗員乗客全員71人が死亡した。

事故の詳細

深夜DHLの貨物機(757Tu154、乗員乗客68人)が高度3万5000メートル(約1万500メートル)で空中衝突した。 衝突角度は約90度でバシュキリアン航空の側部にDHLの貨物機が衝突した。 残骸は数十キロに渡り散乱し目撃者によると事故直後はものすごい炎が上がりあたりが明るくなっという。 奇跡的にも地上にいた人に死傷者などはなかった。

スイス管制官は衝突のわずか44秒前にバシュキリアン機に降下するように指示を出していた。

原因

原因はまだ明らかではない。 要因としてはロシア機の衝突防止装置が上昇を指示していたにもかかわらずスイス管制官は降下を指示していたこと。 衝突事故防止装置は2機に異なった指示を出すため1機には上昇をもう1機には降下を指示するように設定されている。 また事故当時管制官の1人が勝手に休憩をしており管制官は1人だった。

しかしヨーロッパが2機の高度差をいままでの2000フィートから1000フィートに縮めてから6ヶ月目の事故だった。 そのため過密化するヨーロッパの空模様員ではないかとされている。

またチューリッヒ国際空港にある衝突事故を防止する装置が通常整備のため事故当時休止中だったこと。 これは衝突事故の可能性がある際に音で危険を知らせる装置。

さらにスイスの管制官は電話が利用できなかったことが明らかになった。2機が衝突すると判明した際に2度数分に分けてドイツの管制センターに連絡をとろうとしていたがうまくいかなかった。

管制官はこのつながらない電話に気をとられていた可能性もある。

757

757シリーズは中・長距離型機で757-200は1982年に初飛行を果たした。 -300は1998年に初飛行。 767と全長といい外観といい似ているがコックピット前部が他の機体と少し違うのが特徴。 また767と比較すると航続距離が短く国際線にはあまり使用されていない。 アメリカン航空やデルタ航空などアメリカ系の会社が多く保有しアジアにはあまりない。

Tu154

ツポレフ154(Tu-154)はロシアの航空機で1968年に初テスト飛行。 ボーイング社の727の対抗機として生産された。 しかし資金的な問題で老朽化が進み新型機を購入できないロシアや中国の航空会社が多数保有している。 ロシアの飛行機利用者の半数を輸送する機体でエンジンは3基ありすべて後部に搭載。 1968年から28の航空機事故を起こしている。 いままでに1000機が生産された。 Tu-154Mは燃費が良くエンジン音も静かになったバージョン。

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