2002年の事故
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チャイナエアライン140便事故
チャイナエアラインの140便は名古屋空港へ着陸態勢に入っていた。 その途中に気がつかずにオートパイロットのゴーアラウンドモードを選択してしまう。 着陸をさせようとするクルーとオートパイロットは反対の動きをしをしようとしオートパイロットをオフにした際に機首が急激に上昇し失速し墜落した。 乗客の7人が奇跡的に生還した。

事故の詳細

1994年4月26日、チャイナエアラインの140便は乗員乗客271人を乗せて台北国際空港を夕方離陸した。 名古屋空港に着陸態勢に入った同機は滑走路34に順調に向かっていた。 副操縦士がマニュアルで操縦するなか高度1070フィート、時速145ノットで副操縦士は気がつかずにオートパイロットのゴーアラウンドモードを選択してしまう。 これによりエンジン出力が増え機体は上昇しようとした。 この動きに対して副操縦士は何とか機体を下げようとしオートパイロットをオンにする。 このため水平尾翼は通常ではありえない角度となる。 操縦士は着陸不可能と見てゴーアラウンドをするためオートパイロットをオフにする。 オートパイロットがオフにされた途端に機首を急激に上げることとなった。 操縦士と副操縦士とも機体を安定させようとすることなく同機は失速し墜落した。  この事故の原因としては次のようなことがあげられる。

■エアバス機のゴーアラウンドモードの選択するレバーのデザインのミス

■副操縦士が気がつかずにこのレバーをオンにしてしまったこと

■ゴーアラウンドモードでオートパイロットをオンにしたこと

■副操縦士が強い反発を受けながらも機種下げをしようとしたこと

■水平尾翼が通常でありえない角度となったこと

■操縦士と副操縦士が状況を十分に理解していなかったこと

交信記録

CPT:操縦士

F/O:副操縦士

Tower:管制塔

UNKNOWN:不明

GPWS:地上接近警報装置

CPT:Engage it. Push it(オンにしろ、押せ)
CPT:It's too high. You...on go-around mode(高度が高い、ゴーアランドモード)
CPT:Don't worry, slowly, slowly, begin it. Support it firmly with your hand. Push, push it(心配するな、ゆっくり、ゆっくり。 軽く支えるように。 押せ、押せ)
FO:It could not be pushed(押されるはずがない(ゴーアラウンドのレバー))
CPT:Don't worry, do it slowly(心配するな、ゆっくりやれ)
CPT:Ok, I try(よし、おれがやる)
FO:I engage it. I engage it(私がオンにした。 私がオンにした)
CPT:What is this?(なんだこれは?)
FO:I engage it(私がオンにした)
CPT:God damn it! Why it comes in this way?(くそ、なんでこうなるんだ)
Tower:Standby further instruction(指示を待て)
UNKNOWN:Aircraft will stall at this rate(これじゃ失速するぞ)
FO:No way! No way!(だめだ、だめだ)
CPT:Set, set, set it(設定しろ、設定しろ)
CPT:Don't worry. Don't worry. Don't upset. Don't upset(心配するな、心配するな、落ち着け、落ち着け)
GPWS:Terrain, Terrain(テレイン、テレイン)
UNKNOWN:Power!(パワー)
Stall warning(失速警報)
UNKNOWN:Ah... no way! No way!(あー、だめだ、だめだ)

チャイナエアライン

エバー航空とともに羽田に就航している外国の航空会社。 羽田からはホノルルへも行ける。 シドニーにも就航。

A300-600R

A300-600はA300B2&B4の改良型で運行が2人で可能になり、航続距離も増加した。 小さなウィングレットがついているのも特徴。

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